2007年03月22日

神様、どうかお願いです。

パシャの原因不明の足が腫れる病はついに3ヶ月目を迎えてしまいました。
もうすぐで4ヶ月目です。
今まで気長に完治するのを待っていましたが、限界です。
もう猶予は与えられないと思った私はここ1ヶ月ほど色々な対策を考えていました。
原因不明なので、どういった対処をしたらいいのか分からずに気功治療なんぞにも手を出してみました。
しかし、目に見えない物・ハッキリとした結果が見えない物にすがってはいられませんでした。

そして前々から掛かりつけの病院以外での診察を希望していましたが、ここでも原因不明というものがネックになり診てもらう病院を決めるまでに時間が掛かってしまいました。
「どの病院で診てもらったらいいのだろうか?」「どんな先生に診てもらったらいいのだろうか?」
関節・皮膚・腫瘍・難病・大学病院…
原因がハッキリしていればどんな専門医に診てもらえばいいのか答えは簡単だったのに。。。



そんなある日、「骨肉腫」という病気を知りました。
簡単に言うと骨の癌です。
レントゲン検査では骨や関節に異常が認められなかったので可能性は低かったのですが、症状に当てはまる部分が多々あったため念のために診てもらおうと思いました。
それにレントゲンを撮ったのはその病に掛かった当初の12月初旬なので今は状況が変わっているかもしれない。
そんな思いで腫瘍の専門医がいる病院を探しました。
そして見つけたのが腫瘍の認定医(2006年時点で全国に19人)がいる八王子のとある病院。
さっそく問い合わせの電話をし、その日のうちに病院へ行ってきました。

まずは再度レントゲン検査をし、関節に詳しい院長先生に診てもらうことに。
やはり、関節の動きチェックやレントゲンでは異常は認められませんでした。
「骨肉腫である可能性は限りなく低い」とのことでしたが、今回の診察だけではまだ原因が分からず。
次回に腫瘍の専門医の先生に細胞検査をしてもらうことになりました。
この時、院長先生に細胞検査の日まで出来れば今与えている薬を中断してほしいと言われました。
しかし、翌日に骨膜炎を発症。
足首の関節部分がボコっと腫れてしまいました。
パシャが診察室から出る時に必死になって這い出ていたので、多分その時に足を思いきりぶつけたんではないかと。。。
なので、薬を中断することが出来なくなってしまいました。

そして今日、行ってきました。
まずは今までのことを説明し、最初に足が腫れた時の写真を見せました。
その後、触診。
やはり足は少し腫れているとのこと。(きっと薬を中断していたらパンパンになっていたと思う)
そしてリンパを触診。
肩に近い首の部分(特に右側)に腫れが認められると。
触診を終え、今日はどんな検査をするか決めて下さいました。

まずは右前足のエコー検査。
内部が空洞になっていたことを伝えると、「その空洞がちゃんと埋まっているのか?」「内部に膿や汁などの液体が残っていないか?」を調べるために検査してみましょうということでした。

そして足裏の細胞検査・首のリンパの細胞検査。
これは足が腫れている原因を突き止めるために行いました。
細胞検査って痛いことをするのかと思っていたので注射器で吸引するだけだと聞いて安心しました。

そして検査結果。
エコー写真では足の内部に影が見えました。
その影の正体は「おそらく死んだ細胞などの老廃物(だったっけ?)ではないか?」とのこと。
これは心配するほどのものではないということなので一安心。
たしか白血球がその老廃物をキレイに退治してくれるとか言っていました。

さて、細胞検査の結果です。
足の細胞は異常なし。
問題はリンパの細胞です。
細胞検査の結果を知らせる前にこんな説明をされました。
「パシャ君の首のリンパですが、正常であれば簡単に触ることが出来ないリンパなんです。パシャ君の場合は両側とも触ることができ、右側の腫れ(しこりのような物)の方が大きいです。」と。。。
そして検査結果は…
「骨肉腫の疑いはありません。ただリンパが腫れているのでリンパ腫の疑いがあります。検査の数値(何の数値だか難しくて覚えられなかった)はパシャ君の場合8%(これも%だったか定かではない)正常の子だと1〜2%位です。しかし、リンパ腫だと確定するに至るには30%以上の数値が出ないといけません。パシャ君は8%なのでリンパ腫だと断言できませんが、服用しているステロイド系の薬はリンパ腫に効果があり、抗がん剤のような役割を果たします。薬のせいで数値が低くなっている可能性もありますので薬を中断し来週に再検査をしてみましょう。ただし、どの位の期間を置けば薬の効果が消えるのか定かではないので再来週も検査をして濃厚であれば組織検査に入りたいと思います。もしリンパ腫であった場合、抗がん剤を投与しても余命は1年ほどです。」

もうショックで先生の言葉がちゃんと頭に入らなくて…。
聞いたこともない専門用語が多くて余計に頭がこんがらがって…。

再度触診。
首のリンパのしこりは丸くて右が直径3センチほど。
左は1センチほどらしい。
私も触らせてもらった。
ピンポン玉みたいなものが確かにそこにあった。
他のリンパも細かく触診。
「一般的なリンパ腫は多中心型と言って他のリンパにもしこりが見られますが、パシャ君の場合は今のところ他には認められません。もし首の部分だけのリンパ腫であれば珍しいケースです。ただ、まだハッキリと決まったわけでは無いので気を落さないで下さい。最悪の場合がリンパ腫ということですから。リンパ腫だから足が腫れているということも考えられますが、逆に足が腫れているからその影響でリンパも腫れているのかもしれないし、リンパの流れや血液の流れが原因ということも考えられます。まずは投薬の中断と再検査の結果を待ちましょう。」

そんなことを言われても動揺せずにはいられないよ。
まだハッキリと決まったわけじゃないけど、そうかもしれない。
少なくともその疑いがあるんだから。
一気に地獄へ突き落とされた気分だった。
泣きたかった。
でも、先生の前では泣けなかった。
先生はまだ希望があるって思ってくれているから、そんな先生を目の前にして泣けなかった。
だってパシャの家族は私じゃん。
他人の先生が希望を持ってくれているというのに家族の私が希望を持てなくてどうするのよ!
そう思って堪えた。

病院を出て、少し離れた駐車場まで歩く。
パシャと歩くいつもと同じのお散歩。
でも、車に乗った途端に先生の言葉が頭でリピートされて張り詰めていた糸が切れた。
「もしリンパ腫だったら余命は1年」
その言葉がぐるぐる回って歯を食いしばって泣いた。
まだ確定したわけじゃない。まだ希望はある。
そう思っても、このハッキリしない状況が不安で不安で押し潰されそうになった。
不安・悲しみ・辛さ・怖さ…
マイナスの感情が私を襲う。
パシャを失うことが怖い。怖い。怖い。
いつかは来る別れだけど、心の準備をするには早すぎる。
まだ1年しか暮らしてない。まだ1年しか生きてない。
神様、どうかお願いです。
まだ私たちからあの子を奪うには早すぎる。
どうかリンパ腫ではありませんように。
どうか良い結果を与えてくださいますように。

昨日まではパシャを失うかもしれないなんて思ったことは無かった。
あったとしても、もっと後のことだと思っていた。
検査の結果は良いものだと思っていた。
まさか、うちの子に限ってって思っていた。
家までの道のり、泣いて泣いて思いっきり泣いて。
そうしないと帰って父と母にうまく報告できる自信が無かった。
家に帰るまでに決心しないと。ケジメをつけないと。
そうしないと今日の結果は口に出来なかった。
きっと泣いてしまう。
まだ可能性があるのに家にまでマイナスを持って帰りたくなかった。
家に帰ったらプラスでいよう!きっと大丈夫だって!

パシャ、我が家はね〜、しぶといんだよ!
いつも最後の最後で大どんでん返しがあるの。
だからきっと大丈夫。
もしリンパ腫だったとしても我が家の一員なら克服できるかもしれない。
1年と言われた余命を何年も延ばすことができるかもしれない。
あなたも我が家の一員なら最後の最後までド根性を見せなさい。
我が家はただでは起きないよ!
追い詰められた時のパワーといったら半端じゃないんだから!
すぐにへたっちゃうようじゃ我が家の一員とは認められないからね!!

余談ですが、その八王子のとある病院にめぐり逢えて良かった。
きっと導かれたんだね。
まだ院長先生と専門医の先生にしか接していないけど、すごく温かい人たちで愛があって。
本当に動物が好きなんだな〜って思えるような接し方をしてくれる。
パシャの頭をグシャグシャに撫で回してくれたり、同じ目線で笑顔で話しかけてくれたり。
この先生たちに出会えて良かったな〜って思えるの。
くだらない話や質問も丁寧に答えてくれるし、「先生」っていう堅いオーラが無くて何でも話せる。
どんな話にも熱心に耳を傾けてくれて聞き流すことなんて滅多にない。
欲を言えば、3ヶ月間も放置する前にもっと早くこの病院に出会いたかった。

パシャ、ごめんね。
私がもっと早くに行動していれば良かった。
それだけは後悔。
3ヶ月間も我慢させてしまって本当に悪かった。
これからも一緒に頑張って行こうね!!

pasha163.jpg

この笑顔を守りたい。


※上記の内容に先生がおっしゃった言葉とはニュアンスが違う部分があるかもしれません。
気が動転してハッキリと覚えていないのでお許し下さい。

ニックネーム ミカ at 23:59| 病気・怪我 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする